FLJ 儚い瞳 つづき1

 のっけの表紙から、インパクトありすぎです~
 DANGERの黄色いテープを手前に張り巡らせたいです。
 FLJのHPにもありました赤い(明るいカーマイン)表紙に、ワイルドで危険そうな男性が4名ポーズをとっています。(TAMAXΛYのHPの新着雑誌のコーナーから、FLJのHPが見れます。)

 向かって左の身を屈めて、口をOの字に開け、素っ頓狂な顔をしているのは、「一生パンクする~!魂だけは奪われねー!」と のたまうHiーSTANDARD ULTRABRAINの難波章浩。(P.104~105)

 次に、その左上で煙草をくゆらしているのは、「好きなことを好きなように表現しているほうがカッコいい!」と、BOUNTYHUNTERのHIKARU氏。(P.56~57)

 また、中央で腕組みして、中折れ帽を目深にかぶって立っているのは、「パンクは単なる音楽じゃない、すべてをひっくるめて みんな好きなんだよ。」と おっしゃるRANCIDのTim Armstrongである。(P.35)

最後に向かって右側のコーンローな髪型のZEEBRAは「ハードコアをエクストリームな、突き詰めて行く感じでやっていきたい。」と語っている。(P.106~107)

 この純粋でとんがった危ないモノクロの4名が表紙を飾り、その上から網をかけるようにRADICALの白抜きの字が斜めに走っている。その上にはFLJとFREEと#01の字が見える。
 また、FLJの下には、FILTHxLIBERTINExJUSTICEと、FLJの由来の単語が添えてある。

 
 
 FILTH(フィリス)…いやな、汚れ、汚物、不潔(なもの)、卑わい(下品)な言葉(思い、考え)                         ののしり、堕落、不道徳(なもの)

 LIBERTINE(りバティーン)…放蕩、ふしだらな男

 JUSTICE(ジャスティス)…公正、正義、正当性、報い、裁判(官)、(宗教上の)自由思想家、
                正義の女神

 上の3つの頭文字をとって、『FLJ』にしたそうです。


 そして、創刊号のもうひとつのテーマとしてRADICALを掲げています。

 RADICAL(ラディカル)…根本的な、基本的な、徹底的な、過激な、急進的な、   
                 本来の、根の、基の、急進論者、過激派

  ロッカーズもラディカル(ラジカル)なバンドを目指してましたね~

  ロッカーズのコーちゃんが言ってました。
   「もっとラジカルなバンドになろうよ!」
   「みんな 志が低すぎるよ~!ロッカーズは恋の歌だけじゃなくて、
    もっと 僕たちのジェネレーションの熱い魂の叫びを歌に込めて、
    それが、社会を動かすような そんな ラジカルなバンドを目指す
    べきなんじゃないのかな~」  

   谷「とりあえず、プロになろうよ。」


 少し 脱線しましたが、表紙は全部英語で、あとのほとんどのページが日本語と英語両方バージョンになっており、全116ページです。
 
 スポンサーページは 全ページグラフィックアートとして、見応えがありました。特に、わたしが女性の目線でみるからかもしれませんが、独断と偏見から、P.10~P.11のANAPの広告写真が可愛くて、セクシーで気に入りました。

 P.23のMIKE DのメッセージはHPにも載っていましたが、少し単語が分からなかったので、辞書を引いたり、ネットで調べたり、この雑誌は、分からない言葉、文化だらけでわたしは異星人になった気分です。笑われそうですが、大体1980~の世界的、日本的、若者文化の流れが全然分かってないです。丁度、子育てで忙しくしていて、情報媒体がテレビだけだったので、今の状態になったんでしょうね~

 なにしろMIKE Dがどなたか分からないんですから、お話になりません。創刊号にメッセージを寄せられるくらい
ですから重要人物なのは、間違いありません。

 MAKE D…マイク・ダイヤモンド。1981年 ニューヨーク ハードコアシーンを飛び出し、ビースティーボーイズを結成、ヒップ・ホップ界の革命児となった。ヒップ・ホップを世に広め、文化、社会に大きな影響を与え続ける。P.3の広告、ゴリラマーク「O.G」のブランドのXLARGE(エクストララージ)の創設にもかかわる。

 あと MIKE Dのメッセージの言葉で分からなかった所を、メモしておきます。(分かる方は、飛ばして読んで下さいね。)

 ヒップ・ホップ…アフロ・アメリカンが、それ以外の文化(音楽、ファッション、アート)を取り入れ、新しいスタイルを生み出すこと。ヒップ・ホップ4大要素、ラップ(MC)、DJ、ブレイクダンス、グラフィティ。

 グランジ…(grunge)汚れた、薄汚い。Grungyが語源。1990年代、シアトルを中心に興る。既存のジャンルに括りきれない新たな音楽でニルヴァーナをはじめ次々台頭し、総じてハードロック、パンクロックを個々で昇華させ、へビィな音と退廃的な歌詞に特徴がある。

 ハードコア…激しいディストレーションを多用したギター、ベース。2ビートや4ビート主体の性急なリズム。簡単なコード進行。叫び散らすボーカル。シンプルコードやリフ、難しいテクニックに重きを置かない。曲が短い。社会的、政治的テーマが多い。DIY精神(do it yourself)。

 メスカル…龍舌蘭(りゅうぜつらん)を主原料とするメキシコ特産の蒸留酒の総称。アステカ人も飲んでいた。


 P.24~25 創刊のメッセージ by 編集長 大野 俊也
 こちらも、HPにありましたね。


 P.28~35 PUNKS NOT DEAD と PUNKSPRING の、赤と黒のフォトグラフィック。
 PUNKはすべて。すべてはPUNK。




 P.38~47 RADICAL    ACTOR:HIROSHI TAMAKI   



 P.38~39 モノクロ写真  FLJのHPにもこのページは載っていました。
 玉木宏が白い仮面を片手で持ち、顔の唇から上の右半分をそれで覆っている写真。
 白い仮面の瞳の部分は開いていて、こちらが玉木宏を観るより、もっと強い眼差しで玉木宏はこちらを見詰め返してきます。
 服は着ず、プラダのタイだけです。
 このタイは今まで見たことがない前衛的なもので、形は逆三角形でホルターネックのように後ろで止めるようになっているようです。
 このRADICALで使用されたPRADAの服は確認出来ないものもありますが、2008年1月12日~4日間、イタリアのミラノで発表された08/09秋冬コレクションだと思われます。



 また 今までにない玉木宏がいる

 こんなに骨格が
 美しいものだとは思わなかった
 眉間の上の盛り上がった額の骨は、眉弓(びきゅう)という
 瞳の上、眉間の両横で眉に沿って盛り上がっている眼窩上縁(がんかじょうえん)という骨
 その眼窩上縁から 瞳を巡って頬骨をたどり顎の骨に到るライン
 その頭部を支える首から 鎖骨と肩と上腕のトルソ

 あらゆるものを削ぎ落として 
 柔らかな鋭さで
 観る者の心の奥まで
 侵入してくる視線

 デスマスクのような白い仮面で
 右顔面を覆っているから なお
 覆っていない顔から 
 「生」がより美しく 
 いきいきと
 ほとばしる

 瞳の激しい 
 有無を言わさない輝きは
 生きている証
 削ぎ落とした
 たましい

 「生きる」




 
  

 P.40 カラー写真。 椅子に軽く腰をのせ足を軽く開いている。正面 上半身の写真。顔を軽く斜め前に背け、視線は遠くの海を眺めているような、静かな穏やかな表情。この写真では服を着てます。長袖の白のTシャツ。P.41、43、47のTシャツの同じブランド、ダミアン・ハーストです。



 ダミアン・ハースト…1965年イギリス ブリストル生まれ。「生と死、病と科学」を主テーマにし、ほとんどの人間が考えないで生きている、「死は生と連続している」 ということを、つきつけ続ける。ガラスの水槽に人食い鮫をホルマリン漬けした作品や、牛を真っ二つにしてホルマリン漬けした作品など、作品を発表するごとに物議をかもした。30歳でタナー賞を受賞。生命の儚さを知らせ、人に「生きたい」と感じさせたい。彼の奇抜な作品は、世紀末のロンドンを虜にし、社会現象化した。ハーストはミュージックビデオ制作や、「薬局」をテーマにしたレストラン「Pharmacy」など、アート分野に留まらない活躍をしている。また、2007年「Beyoud Belief」(信仰を越えて)のエキシビジョンで、本物のダイヤモンドが8,601個も埋め込まれた、ダイヤモンド頭蓋骨「For the Love of God」を、120億で販売、即売した。ダミアン・ハーストはイギリスのビッグブランド。



 パンツはPRADAのシガレットパンツ。黒地に銀の波型模様が連続して縦に走っている。ミラノのコレクションでは、モデルがフリフリのミニスカートをシガレットパンツの上に重ね着していたが、ここでは、銀のシガレットパンツだけである。Tシャツの上半分を覆っているのは、黒いWAISTCOATというベスト。これも、ホルタートップ風で、首の後ろと背中の真ん中で大体5cm前後の共布のベルトで止められている。したがって、よだれかけのように、背中は、ベストなのに開いている。その黒のウエストコートの胸元を飾るのは、1870年代と1880年代のアンティークの花のダイヤモンドブローチ3点。それらを首飾りのように配置している。台座は古色蒼然としているが、金か銀。花の周りに葉や枝を繊細にデザインしたダイヤモンドのブローチが、玉木宏のダイヤモンドピアスと呼応して輝いている。




 背景は黒

 小さな椅子に
 腰を半分のせ
 上体は正面を向いて
 Tシャツの袖を肘の下までたくし上げ
 右手で左手首の少し上を
 かるくつかんでいる

 もみあげから
 耳の少し上まで刈り上げ
 ほかはオールバックにしているので
 額があらわれている

 生え際の手前の額がまるいのが
 際立って高い鼻や眼窩上縁や頬骨や鋭い顎を
 和らげて、バランスをとっている

 正面を向かず
 斜め横に顔をそむけ
 何を見ているのだろうか
 遠い 眼差しをして…

 わたしの記憶が正しく
 今年になって一度しか 
 この髪型をしていないなら
 ちょうど、この髪型のころ
 3月の終わりころなはず
  
 わたしの記憶が正しく
 今年になって 一度しか
 この髪型をしていないなら
 3月の終わり
 さくらが咲いて
 散るころなはず

 3月の終わりころなら
 締め切られたスタジオ内
 日本のどこかで
 桜が咲いて
 どこかで
 散るのを
 夢想していたに
 違いない

 儚く 春が逝くのを
 惜しんでいたに
 違いない

 そんな
 静かな
 優しい 
 かなしい
 儚い瞳を
 して
 いる
 


 

 つづく


 
 




 

 
    
 
 
 


 

この記事へのコメント

2008年08月06日 20:46
 りえさま、こんばんは~♪ ごぶさたしてます。久々のコメです(^O^) FLJの玉木さん、そんなに素敵なんですか~、ますます見たくなっちゃいました~(>_<)
 私はやっと鹿男のDVDの壱を借りてコメンタリーを見たところです!玉木さん、児玉さん、山寺さんのお話すっごく楽しめました。(皆様より…かなり遅れてて…コメするのも…気が引けますが。。。(泣))りえさまの鹿男DVD解説もいつの日か、お願いしますね☆ それでは(@^^)/~~~ 
2008年08月07日 00:44
 こんばんは~^^お久しぶりです~^^コメをどうもありがとうございました~^^返事が遅くなってしまいました。今まで、次の本文を書いてて、今日は1ページの感想だけになってしまいました。きりなし話です。鹿男、面白いですね~^^今、重さんにはまっています。ちょっと妖怪みたいなところがあって、好きです。遅れてないですよ、玉木宏さんの事は、いつでもリアルタイムです~。引かないで、色々な感想をお聞かせ下さい!コメンタリーの児玉清さん、ダンディですごく鹿男ファン?と思われませんでしたか?のだめのコメもお願いします!では、また気楽にいらして下さい。^^
~”(~~☆”)~”(行水を1日に3回はしたいです~汗;)
Alvarobaw
2017年11月09日 20:43
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Charliewow
2017年11月09日 22:09
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Josephflese
2017年11月10日 01:31
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